河川工事 [釣場・自然環境]
久々のblog更新になってしまった。
どうもこう継続物は得意ではないが、まあ自分で苦痛感じない程度にupしてみようと思います。
訪問してくださる方には申し訳ないですが、まあお付合い下さい。
さて、今日は荒雄川での1コマの事。
漁協の方と話す機会があり、とある支流筋の河川工事の話になりました。
工事で流れを直接いじる際には、漁協の方が立会っているのですが(ご苦労様です。)、
その際、工事業者に流れの復旧の仕方をアドバイスをしたとの事。
まずはふつうの施工状態。
何もアドバイスしないと、こんな風に復旧されます。
土木業者さんなりに出来るだけ自然に近い状態を考えて大石を散乱させたりと努力の跡は見られますが、いかんせん流れの全てがくるぶし程度の深さで、釣人が見たら「魚いない」と見切る場所になってしまうでしょう。
次のこの上流部の施工区間。
漁協さんの工事立会い者のアドバイス一つで、中央部を少々掘り出して、落ち込み部に集めただけ。
最深部で膝上程度の深さはあるでしょうか。
どこかの管理釣場で見たような流れではありますが、もしかすると本流からの遡上で産卵も期待できるかもしれないようにも見えます。
そして現にライズあり、魚影も確認できました。
工事業者さんとしても、前者のように石を散乱させるより余程楽だと言っていたそうです。
流れの中の話しだし、大水が出たら変わってしまうところでしょう。
でも、この流れの構造が自然に変わるのを待つとしたら、「5~6年はかかる」との談。
その間、魚としても人としてもこの区間を有効に使う事が出来ないのは無駄です。
そして、なんと言っても余計な金額負担を増やす事無く、より魚に良い環境を作る事が出来るわけで、ベストでなくてもベターなやり方だとは思うのです。
コメント 0