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子供にFFを教えたい!! §2…ナゼ?子供に教えるのか? [フライフィッシング]

「つづく」なんて書いておいて、3ヶ月も放置してしまいなんとも面目ないです
まあ、この位のペースが並という事で、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

さて小学校2年生になった我が息子は、地域のスポ少でサッカーをやり始めました。
きっかけは、同じ社宅に住む2歳年長の友達がそのスポ少に入っていた事、だったのでしょう。
そのスポ少は、事もあろうに、
「お父さんも子供たちと一緒にやりましょう!」
的なチームで、元来見てるだけが耐えられない自分も、手・・・いや足を出す事になったわけです。

そんなんで、“子供にスポーツを指導する”現場に接する機会を得たわけですが、コーチが子供達に“楽しさ”や“テクニック”を教える姿を見て、サッカーがいかに「子供たちに教える事」の体制が成熟しているかという事を感じました。
そしてその中に「サッカー」というスポーツの裾野の広さと歴史に納得。そのあたりにFFマンとしての血が騒いできたわけです。

実際にどうしてたか、それをFFにどう生かすか、等はまた別の機会に記すとして、ここは少し話を戻して「子供にFFを教える」事の目的について考えてみた事を記します。

§2 自分はナゼ 子供にFFを教えたいのか?
スグに話が逸れる傾向のある自分としましては、モノゴトしっかりと目的を意識しなければなりません。
 ナゼ?子供にFFを教えたいのか?
 子供にFFを教える事の意味はナニか?

このことについて自分的な理由は3つあります。

  1. 「子供と一緒に川に立ちたい」という、普通の、親の直感的な理由。
  2. 自分の世代、子の世代までFFを楽しめるフィールドを残したい。同じくFFをやる仲間が多いと楽しい。それらの為に、FFが“普及”するとよいと思っている。
    子供が行う機会を設ける事が、普及するためにとても有効な事だと思った。
  3. 単に“イベンター”としての血か・・・。

§2-1.自分と子供とで川に立ちたい。

こんなに楽しい事を、子供と一緒にやりたいんですよ。単に父性本能的に。
「楽しみ」は主観だけど、たぶん子供でも楽しいと思うんだよなぁ・・・。DNA引き継いでるわけだし。
せめて「食わず嫌い」でなく、食う機会だけは得て欲しいし、楽しみに気付くまでのハードルはなるべく低くしてあげたい。

自分がFFを「楽しい!!」と実感したのは、フライフィッシングをはじめて間もない頃、流れるドライフライに初めて魚が出た時の事。
あの時の衝撃は今でも良く覚えているし、自分がフライフィッシングを続けている根本になっているんです。

自分の場合は既に二十歳をいくつか超えた年だったし、他の釣りも経験していたから、運良くその最初の衝撃までたどり着く事ができました。でもこの釣りはここまでたどり着くまでにもいくつかのハードルを越えねばならないと思うのです。
ハードル高すぎて、一口目食えずに辞めてしまう人もかなり多いような気がするのですが、どうでしょう。

この“ハードルをできるだけ低くしてあげたい”という事、故に教えてあげたいわけです。

§2-2普及してほしい

「普及」させる事自体が目的では無いのですヨ。
私はこの業界を生業にしているわけではないので、‘普及そのもの’はどうでもよい事なんです。
でも、普及する事で成されるいくつかの希望があり、その希望がかなうには普及するのが近道なんです。それは、

●良いフィールドを残したいから普及して欲しい
釣り的に良いフィールドが残って欲しいと思うと同時に、地球環境の中の地域環境としてのネイティブフィールドを残し続けるべきだと思うのです。
コンクリートジャングルで育ち、カブトムシはペットショップで買い、湧水より蛇口の水に安心感を覚えてしまう人々。
こうして育ってきた子供たちが、大人になって果たして「ネイティブフィールド」の大切さや役割と重要性、そしてその変化に気付く事があるでしょうか?
やはり自然に親しみ、その中で感性を磨きながら育って来た人の方が、その大切さや役割を容易に理解できるのものだと思うのです。
そしてそれらの事を知り、学び、感じる手段として、フライフィッシングは最適な方法の一つだと思うんです。
「別にフライフィッシングじゃなくてもいいじゃないか!」というご意見も否定しません。
「フライフィッシングでも良いじゃないか!」と言うのが私の意見。
森や山や虫や石や・・・見る事、考える事の要素が多くて、しかも川の中に住む魚に直接的に触合う事ができる。これはもうかなり良い教材?だと思うのですよ。

●たくさんの仲間がいると楽しいから普及してほしい
酒飲みながら、釣りの話するのって楽しいじゃないですか。
今時期、特に解禁後にどこに行こうかとか、今年は何々が目標とか、昨年の釣行日数が何日だとか・・・。
互いに刺激をしつつ受けつつ、自分の中で「趣味」が深くなっていくのは楽しい!!
そんな仲間がたくさん居ると楽しいから、普及して欲しいのです。

 

§2-3普及する事の問題。

フライフィッシングが普及すればよいと思っています。しかしそこにはマイナス要因もあります。
フィールドの不足という事。釣り人増えたら川が荒れるでしょ・・・という考え方。
もっともな事なんですよね。

でもその解決のためには、増殖方法とかフィールド管理を見直のが本筋であって、
「川が荒れるからこれ以上釣り人が増えない方が良い!」
と言うのは、ちと自己中心的過ぎやしないかと、個人的には思うわけです。
釣り人が増える→普及する→社会的に認められる→増殖や保全、フィールド整備などにも理解が得られる!
というのが王道かなと考えます。

‘普及’する事と‘入門しやすい環境’を整える事は、ニワトリと卵みたいに思えます。
‘普及’するためには、初心者が‘入門しやすい環境’が整っていた方が良い。
‘入門しやすい環境’を整えるためには、その事が‘普及’している方が整えやすい。
しかしこの‘入門しやすい環境’を整える事の中でも‘普及’以前に着手できる事もある。それが子供やこれからFFをやろうとしている人たちに上手に教えることなのだと思うのです。

そして“フライフィッシング”という釣りがもっと普及して、子供たちがこの釣りを楽しいと思うまでのハードルが低くなってくると良いですネ。
そしていずれにしてもこのフライフィッシングが“普及”するという事において、もっとも大きく利を得るのはこの業界で商売を行っている人たちなわけであって、
そう考えると道具メーカー・出版関係・小売・プロショップの皆々様には、この“普及”のために“子供にフライフィッシングを教える”事を第一に率先してやってもらいたいモノだ!! と言うことを大声で言いたいわけです。

§2-4血・・・

「イベンターとしての血・・・」などと書いてみましたが、ようするに
“親と子のフライフィッシング教室”みたいな事をやってみたいわけです。(^_^;)∂
スキなんですよね~、こういうイベントをこなすのが。
ついでにそれが社会のため、フライフィッシングのために良い事であるならば、尚更良いわけだし。


 


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NaO

男の子がいるといいなあ、、

3人とも娘なので、、ちょっとうらやましい感じ(^^;

去年嫁を川に2,3度連れて行ったら
今年も行きたいとのたまっております・・・
うーん  失敗だったかなあ・・・(^^;
by NaO (2008-02-17 08:31) 

curtis

>naoさん
男の子が居ても、あんまり相手してくれなくなってくると孤独感もまた格別でしょう・・・。
ま、まだ幸いにも相手してくれてますが、そろそろその片鱗が見え隠れしてきてます。
でもまあ、奴らがそこそこ自分で自分のことやる気になった頃には、やっぱ川に連れて行ってやりたいと思ってます。

奥さんが「行きたい」とは・・・色々な意見もあろう事でしょうが、まあいい事じゃないですか!!
by curtis (2008-02-18 23:34) 

yoshizo

初コメです。
山形大井沢でしたっけ?地元のFFクラブと学校が共同でFFを小学生に教えていますよね。
ワタシも寒河江に釣行した折に、地元の小学生が短パンにサンダル姿でFFをしていましたよ。
環境教育が叫ばれている今、FFを子ども達に教えることは非常に有意義であると感じている一人です。
息子達も大学生と高校生ですが、小さい頃から今まで何度か管理や渓流に連れて行ったことがあります。今後はまるかはまらないかは息子達次第です。
by yoshizo (2008-05-07 22:24) 

curtis

>yoshizoさん

どもども(^^)/
道具メーカーのTさんでもそういう子供向けスクールやってますよね。
あと無印のキャンプとか。
全国的にはいくつかあるみたいだけど、例えば我ら仙台の子供達にはあまりチャンスないです。
大井沢でもやっていたのですか。知りませんでした。

いずれ、子供や親が川に興味を持たなくなると、変な風にそこを使うヒトが出てきてしまうので、まずは興味を持つようにする事の一歩だと思います。

気まぐれなblogエントリーですが、また暇なときにでものぞいてやって下さい。m(_ _)m
by curtis (2008-05-12 23:37) 

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